不況の起爆剤になるか?「少年ジャンマガ学園」で禁断のコラボが実現
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43467740Y9A400C1000000/
「週間少年ジャンプ」×「週間少年マガジン」
こんにちは!
みなさんの平日の楽しみって何でしょう?
わたしは少年漫画雑誌を購入して仕事後に読むこと。
月曜日に「週間少年ジャンプ」、水曜日に「週間少年マガジン」と「週間少年サンデー」など発売日も曜日がわかれているので、その曜日は仕事も早く切り上げ家でゆっくり読んでいます。
最近では電子書籍でも読めるようですが、わたしは紙派です。
昔から慣れているのもありますが読んでいる感が味わえるほうが好きだからです。
そんな中、信じられないニュースが!!
なんと少年ジャンプと少年マガジンがタッグを組んでインターネット上で連載漫画を共同で掲載するというニュースでした。
しかも無料です!!
その名も
「少年ジャンマガ学園」
そのままですね笑
このウェブサイトで公開される連載漫画数はなんと150作以上、ジャンプやマガジンのほかに「別冊少年マガジン」の作品も読むことができます。
しかも無料!利用者は自分の生まれた年を入力すると閲覧できるようになるようです。
しかしこの2誌は出版社も集英社と講談社で違い、長年ライバル誌としてしのぎを削ってきた漫画雑誌です。
これはすごいことですよね!
電子単行本が紙単行本を上回る
この共同配信の背景には、出版業界全体の縮小傾向があるようです。
出版科学研究所によると、2018年の紙の出版物の推定販金額は1兆2921億円でピークだった1996年(2兆6563億円)と比べると半分以下になっています。
また漫画業界としてもジャンプ1誌で653万部あった1995年頃と比べると約77%減の290万部程度まで減っています。
全体的に縮小傾向の出版業界ですが、電子書籍市場は拡大しています。
2017年には電子化された漫画の単行本の市場が始めて紙の漫画単行本を上回りました。
そんな市場動向もあっての今回のタッグなのではないでしょうか。
10代・20代と中心に活発なインターネット上で漫画をより広く読んでもらう場を作り、漫画離れを食い止めようとする意図があるのかもしれません。
毎週、少年漫画を購入しているわたし(30代)には無料でたくさんの連載作品を読めるサイトがあるのはうれしいことです。
ただ同時に読みなれた紙の漫画雑誌が今後、どうなっていくのかを考えると少しさびしい気持ちにもなります。
今月末からのGW(ゴールデンウィーク)には「少年ジャンマガ学園」を利用して漫画の面白さを再確認してみてはいかがでしょうか。