フリーアドレス化を進める会社 はたして職場から紙はなくなるのか??

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仕事の高速化を妨げる「紙」の存在

 

こんにちは!

ゆっきーです。

 

日経新聞の電子版で気になる記事を発見!

www.nikkei.com

内容は紙を無くすと仕事のスピードが上がり効率化されるというもの。

 

減らした紙を積み上げるとビル3棟分というのがインパクトありますね!!

 

紙の削減理由

 

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わたしの会社では、正に紙を削減中!

理由はいつくかあって、1つは単純に経費を少なくするため。

 

提案書や図面など様々な書類をA4、A3たまにA1やA0などで打ち出し使う会社なので、社内は紙で溢れています。

記事にもあるように職員の机の両端には高くそびえ立つ書類の山、人によっては机の両端だけにとどまらず、至るところに山脈のように連なっている場合もあります。

 

もちろん最初は必要性によって打ち出された書類ですが、一度も日の目をみずに廃棄される場合もあります。ひどい場合はただのミスプリントなども、、、

 

こうなると社内の見た目も悪くなるため、全社的にペーパーレス化を進めています。

 

2つ目の理由は、会社で進めているフリーアドレス化の準備のため

フリーアドレスオフィスとは

フリーアドレスオフィスとはオープンオフィスで座席を共用する日本生まれのスタイル。机とイスが用意されたカフェスタイルの部屋に、社員が携帯電話や、無線LAN、ノートPCを持って、空いている机で仕事をするスタイル。
そのため従来の固定されたメンバー以外のスタッフとの交流が自然と生まれ、今まで得られにくかった発見や気づきがうまれワーカーの創造性が高まると言われています。

引用元:https://www.kokuyo-furniture.co.jp/anashira/free_address/episode1.html

 

働き方改革が叫ばれる社会において、従業員の働く環境を整えることと、魅力ある職場をつくり、新入社員の確保を目的にして検討が進められています。

 

そんな状況から無線LANの導入やノートパソコンの支給をして、紙を減らす取り組みを進めています。

 

紙から離れられない理由

 

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しかし、いざ紙を減らすといってもなかなか簡単ではありません。

 

書類や提案書の作成こそパソコンでやりますが、確認作業は紙での確認が基本。

上司から支持を仰ぐ時も打ち出したものを持っていき、赤ペンで指示をされますし、客先での打ち合わせはもっぱら紙です。

 

職場ではWifi環境が整っていますが、客先ではそうとは限りませんし、年配の方だとパソコンやタブレットの画面を見ること自体に拒否感を持っていることもしばしば、、、

 

考えてみれば生まれてから今まで、印刷された新聞を読み、書類を印刷して持ち運び、時には紙にきれいな字を書くために練習すらしてきた人には急なペーパーレス化は難しいことなのかもしれません。

 

紙と電子の共存

 

急なペーパーレス化は逆に職場の混乱を生むことになると思います。

ただ、仕事の効率化やこれからの仕事の仕方を考えた時に必要なことだということもわかります。

 

となると必要なのは、紙が必要な場面とそうではない場面をわけること。

なんでもかんでも電子で済ませればということではないようです。

 

社内でも書類の回覧は電子で行い、客先での打ち合わせの際には紙で持参する。ただし、電子化できるものから進めていく(カタログなど)

そういったすみ分けをすることが大切なんだと思います。

 

最近ではわたしも含めてノートPCやタブレットを持って営業活動をしている人も多いと思います。

思いカタログや客先の人数に合わせた書類の枚数を持ち歩く必要ななくなりましたが、ノートPCやタブレットもそこそこ重いもの。

 

映画で見たような何もない空中に文字や写真を映し出す技術の登場に期待するばかりです。