ヨーロッパ主要リーグ開幕!!今期の注目チーム補強をゆるーく評価してみた
2019-2020シーズンが続々開幕
こんにちは!
ゆっきーです。
サッカーファンが待ちに待ったサッカー欧州主要リーグ2019-2020シーズンが続々と開幕しています!
DAZN(ダ・ゾーン)などのスポーツ専門チャンネルと契約すればヨーロッパの試合もLIVEで観戦できるので毎週末が楽しみで仕方ありません。
今回は、シーズン当初ということで、この夏の移籍情報を各リーグの強豪チームや注目チームを中心にゆるーくまとめて戦力分析してみました。
今シーズンの欧州サッカー観戦をする際の参考にしてみてください!
欧州主要5大リーグとは??
出典:https://web.gekisaka.jp/news/detail/?223224-223224-fl
今回は、各国のリーグの中でも、欧州5大リーグと呼ばれるリーグの中で見てみようと思います。
欧州5大リーグとは、
イングランドのプレミアリーグ、ドイツのブンデスリーガ、フランスのリーグ1(アン)、イタリアのセリアA(アー)、スペインのリーガ・エスパニョーラです。
プレミアリーグを除くリーグは各国の1部リーグです。日本でいうとJリーグ1部のイメージですね!
イギリスに関しては、イングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランドにそれぞれのリーグがあり、中でもプレミアリーグが最もレベルの高いリーグといわれています。
サッカーのレベルだけでいうと、ブラジルやアルゼンチンなど南米の国々を想像する人も多いですよね。
この5大リーグは、単にサッカーが強いだけというだけではなく、観客動員収入や放映権収入などの経済面や、知名度など総合的にみて影響力が大きなリーグということです。
それでは、今シーズンの各チームの補強状況をみていきましょう!
各リーグ補強情報
プレミアリーグ(イングランド)
出典:プレミアリーグ 2019-20 ユニフォーム一覧 - ユニ11
まずは、チームレベルや日程などで最もタフなリーグといわれるプレミアリーグです!
全20チーム中、ビック6といわれる強豪チームを見てみましょう。
MFロドリ(←アトレティコ・マドリード)
LSBアンヘリーニョ(←PSV)
2017-2018、2018-2019を2連覇を達成し、今期3連覇に挑むマンチェスター・シティは、昨シーズン層の薄かった中盤と両サイドバックを効果的に補強をすることに成功
今シーズンも目立った弱点は見当たらず、盤石の体制でシーズンに挑む。
昨シーズン、リーグ戦わずか1敗ながら勝ち点差1でマンチェスター・シティに優勝を譲ったリヴァプールは即スタメンクラスの補強はなし。
クロップ監督の自信の表れとも感じられるが、控えメンバーが少し頼りない感もある。
ただ、サラー、フィルミーノ、マネの3トップはヨーロッパでも最強クラスの破壊力のため奮起が期待される。
FIFAより補強禁止処分を受けているチェルシーは今夏の補強なし。
加えて攻撃の中心だったFWエデン・アザール、守りの要のDFダヴィド・ルイスを放出し戦力ダウンは否めない。
クラブOBでレジェンドのランパードを監督に迎え、立て直しを図っている。
今シーズンの結果は監督の手腕と若手の台頭に託された形か?
DFハリー・マグワイヤ(←レスター・シティ)
DFアーロン・ワン=ビサカ(←クリスタル・パレス)
FWダニエル・ジェームズ(←スウォンジー)
昨シーズン苦杯を嘗めた経験から積極的な補強を行ったユナイテッド。
特にDFハリー・マグワイヤの加入は不安定だったディフェンスラインに安定感をもたらす。
FWルカクをインテルに放出したことで攻撃力の低下が懸念されるが、攻撃がかみ合えば上位進出も狙えるかもしれない。
MFタンギ・ヌドンベレ(←リヨン)
MFジオヴァニ・ロ・チェルソ(←ベティス)
昨シーズン補強0ながらチャンピオンズリーグ決勝まで進んだチームは、今夏、ミッドフィルダーを補強。
22歳と23歳の若い選手の補強により、選手層の厚みに加えて将来的な構想も見えてきた。
主力選手の移籍の話題は尽きない点が不安な面である。
MF二コラ・ペペ(←リール)
MFダニ・セバージョス(←レアル・マドリード)
ヨーロッパリーグの決勝でライバルのチェルシーに敗れ準優勝に終わったアーセナルは、そのチェルシーからDFダヴィド・ルイスを獲得。
補強禁止処分中のチェルシーにとっては泣きっ面に蜂の状況になった。
加えて、ペペ、セバージョスと実績のある選手を獲得、エースのオーバメヤンとの連携がうまくいけば昨シーズン以上の成績になる可能性は高い。
ブンデスリーグ(ドイツ)
出典:ブンデスリーガ 2019-20 ユニフォーム一覧 - ユニ11
続いては、ドイツのブンデスリーガです!
リーグ戦7連覇中のバイエルンを倒すチームが今シーズンは現れるのか!?
バイエルンと、その連覇を阻もうとする2チームをピックアップ!
MFフィリペ・コウチーニョ(←バルセロナFC)
DFリュカエルナンデス(←アトレティコ・マドリード)
DFベンジャマン・パバール(←シュツットガルト)
MFミカエル・キュイザンス(←ボルシアMG)
2018-2019シーズンはリーグ戦とカップ戦の2冠を達成したバイエルンは、両ウイングのリベリーとロッペンが退団するという厳しい状況。
コウチーニョを獲得してあたりはつけたものの、残る移籍機関でウイングの獲得が出来なければシステムを検討しなおす必要がありそう。
FWパコ・アルカセル(←バルセロナ)
バイエルンの連覇を止めたいドルトムントは、今夏、レアル・マドリードへ移籍したエデン・アザールの弟のトルガン・アザールを獲得。
バルセロナから加わったアルカセルとともに攻撃に厚みを持たせる。
FWデヤン・ヨヴェリッチ(←レッドスター)
MF鎌田大地(←シントトロイデン)
エースのヨヴィッチを放出した穴埋めにヨヴェリッチを獲得、レンタル期間が終了した鎌田大地も復帰して攻撃陣の立て直しを図る。
ディフェンスは長谷部誠が引っ張るが年齢も考えると長谷部抜きでのパターンも考慮する必要がある。
リーグ1(フランス)
出典:リーグ・アン 2019-20 ユニフォーム一覧 - ユニ11
優勝候補のパリサンジェルマンに各チームが挑む構造は今シーズンも変わらず。
他リーグの陰に隠れがちだが、強度が高くタフなリーグのため負傷者のリザーブの存在もチームの成績に関わってきそう。
パリサンジェルマン(PSG)
DFアブドゥ・ディアロ(←ドルトムント)
DFミチェル・バッカー(←アヤックス)
カバーニ、ネイマール、ムバッペという圧倒的攻撃力を誇り、リーグ1の連覇を達成した昨シーズンからディフェンスをメインに補強。今シーズンも死角は見当たらないか。
唯一、ネイマールの去就が定まっていないため、チームへの影響が懸念される。
MFチアゴ・メンデス(←リール)
昨シーズン3位に終わったリヨンは、リールからメンデスを獲得。
他にもディフェンスとミッドフィルダーを積極的に補強しており、今シーズンの立て直しをはかっている。
セリエA(イタリア)
出典:セリエA 2019-20 ユニフォーム一覧 - ユニ11
リーグ8連覇中と圧倒的な強さを誇るユヴェントスは、今夏も堅実な補強を敢行している。放出した穴を埋めるように選手を獲得しており、盤石の体制。
ただし強豪ひしめくリーグだけに何が起こるかわからない。
GKジャンルイジ・ブッフォン(←PSG)
DFマタイス・デ・リフト(←アヤックス)
MFアドリアン・ラビオ(←PSG)
FWゴンサロ・イグアイン(←チェルシー)
昨シーズンまでリーグ8連覇を達成し、今シーズンも盤石の体制を誇るユヴェントス。
注目は、20歳ながら昨シーズンまで所属していたアヤックスで不動のセンターバックとしてチャンピオンズリーグのセミファイナルまで進んだデ・リフトの加入。
攻守ともにバランスよく補強に成功した。
マンチェスター・Uからルカクを獲得し、さらにアレクシス・サンチェスの加入もうわさされるなど多くの注目を集めているインテル。
クラブ内でのトラブルが多いため、まずはしっかりと体制を整えることが必要か。
DFテオ・エルナンデス(←レアル・アドリード)
FWアンドレ・シウヴァ(←セビージャ)
かつての名門も最近では優勝争いに加われていない。
クラブのレジェンドになれるような選手が出てきていないことも危惧されている。
現状、即戦力になるような選手の獲得は少ないが、下部組織の生え抜き選手も含めて今シーズンは名門復活のシーズンとなってほしい。
ローマ
DFレオナルド・スピナッツォーラ(←ユヴェントス)
DFダビド・ザッパコスタ(←チェルシー)
クラブのレジェンドだったトッティがフロントから去り、同じくデ・ロッシはアルゼンチンに移籍をしたローマ。
今シーズンはディフェンスを中心に積極的な補強を敢行。
新たな体制で上位進出を狙っている。
リーガ・エスパニョーラ(スペイン)
出典:リーガ・エスパニョーラ 2019-20 ユニフォーム一覧 - ユニ11
昨シーズン無冠に終わったレアルが巻き返しを図り大型補強を敢行、それに伴ってライバルのバルセロナも積極的な補強を行っている。
日本人の加入でも大きな話題となったリーグだけに今シーズンも目が離せない。
バルセロナFC
MFフレンキー・デヨング(←アヤックス)
FWアントワーヌ・グリーズマン(←アトレティコ・マドリード)
FW安部裕葵(←鹿島アントラーズ)
エースのメッシ依存を減らすためにアトレティコからグリーズマンを獲得。
またアヤックスからもデヨングを獲得しているため、中盤は選手が過剰な状態になっている。残りの移籍機関での調整が出来なければ選手から不満がでることの予測される。
FWルカ・ヨヴィッチ(←フランクフルト)
昨シーズン無冠に終わったレアルは大金をはたいて大型補強を敢行。
チェルシーからエデン・アザール、フランクフルトからヨヴィッチなど即戦力を補強して今シーズンの巻き返しを図る。
日本代表で18歳の久保はレアルからスペイン1部のマジョルカへレンタル移籍し、活躍が期待される。
DFキーラン・トリッピアー(←トッテナム)
エースのグリーズマンを放出したことで戦力ダウンは否めないが、ベンフィカから獲得したジョアン・フェリックスへの期待値が高まっている。
他にも実績のある選手を獲得していることから昨シーズンリーグ2位の実力はキープをした補強になっている。
バルセロナとレアル・マドリードの2強を抑えての優勝も可能性があり、注目したいチームになった。
まだまだ移籍の可能性あり
今夏も注目の選手の移籍が相次ぎ、各チームの状況は様々。
それでもリーグ戦は開幕したので試合をこなしながら調整していくことになる。
ただし、イングランドのプレミアリーグを除いて、チームへの登録機関は8月31日まで(現地時間)あり、毎年ぎりぎりにビックディールが成立することも度々あります。
実際、うわさ段階ですが高額選手の移籍情報も毎日、流れています。
選手登録最終日まではまだまだ面白いことが起こりそうですね!
最後に
今回は欧州5大リーグの主なチームの移籍情報のみ整理してみました。
しかし当然、他のチームやリーグにも注目選手がまだまだいます。
日本のJリーグはこれから後半戦に入っていきますが、欧州リーグは開幕したばかり。
ほぼ1年間の長いシーズンが幕を開けました。
各チームの補強がどうだったかはシーズン終了後に結論がでるでしょう。
どちらにしてもサッカーファンにとっては待ちに待った開幕
新戦力にも注目しながらサッカーを楽しみましょう!!