FC今治が悲願のJリーグ参入決定!監督から転進した岡田武史氏が見据える先とは?

 

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岡田武史氏の新たな挑戦

 

こんにちは!

ゆっきーです。

 

先日はサッカー日本代表キルギス代表とW杯2次予選を戦い、見事勝利しましたね!

これで日本代表は2次予選4連勝!最終予選への進出がぐっと近づきました!

代表も重要な試合が続きましたが、Jリーグも終盤戦が盛り上がっています。

 

ところで来シーズンからJ3リーグへの参入が決まったチームがあるのをご存知ですか?

元日本代表監督の岡田武史氏がオーナーを務めるFC今治です。

 

 

 

 

 

岡田武史氏とは?

 

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引用元:岡田 武史|企業情報|スタッフ紹介|FC今治 公式サイト / FC.IMABARI Official Site - commonHeader

 

わたしと同じ20代・30代のサッカー好きの方は知らない人はいないと思いますが、サッカーをあまり見ない人でも一度は名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか?

日本が歴史上初めて出場した1998年のフランスW杯、そして2010年の南アフリカW杯と二度にわたりSAMURAIBLUE(日本代表の愛称)を率いた名将です。

Jリーグでも横浜F・マリノスを指揮した経験があり、日本人としてはもっとも経験値豊富な監督の一人だと思います。

ところが最近あまり名前を聞かないなと感じた人もいるのではないでしょうか?

 

現在は監督ライセンスを返却して、FC今治を運営する「株式会社今治.夢スポーツ」の代表取締役会長、FC今治のオーナーを務められています。

そのFC今治が来シーズンからJ3リーグに昇格するということで久しぶりに岡田氏の名前を聞きました。

 

www.soccer-king.jp

 

 

 

日本代表監督から地方チームのオーナーへ

 

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FC今治は今シーズン、Jリーグの下部組織にあたるJFL日本サッカーリーグ)を戦っていた愛媛県の地方チームです。

なぜ、日本代表監督まで務められた岡田氏が、しかも指導者ではなくオーナーとして加わることになったのでしょうか?

 

それは、岡田氏が以前から日本サッカーの今後について

じゃあ日本人に合った、日本人独特の、世界で日本人が勝つための型を作ってみようよっていう話になって、どこでやろうかなって考えた時に、Jのチームとかだと1回つぶさなきゃいけないわけよ。それはものすごいエネルギーかかるし、たまたま僕の先輩の関係でFC今治を持っておられたんで、四国リーグだけどちょっと手伝ったりもしてたから、10年かかっても1からできるそこでやってみようかと。

http://www.fcimabari.com/special/t_okada/000001.html

FC今治でのインタビューでこう話されています。

 

わたしは、日本代表監督時代の岡田氏は勝負士という印象があります。

1998年のフランスW杯の際、最終メンバーからカズこと三浦和良選手(現横浜FC)を外したことがありました。

カズは日本サッカーの象徴といわれるほど日本サッカーの発展にこだわった選手です。もちろんW杯出場をだれよりも喜び、楽しみにしていたのもカズだったと思います。

今、考えるとその決断も岡田氏が勝ちにこだわった勝負士という面かもしれません。

 

今回のオーナー就任も大きなチャレンジです。

本人も「サッカー人生最後で最大のチャレンジ」だと語られています。

ただその決断も岡田氏っぽいなと感じてしまいました。

 

 

S級監督ライセンスを返却した覚悟

 

岡田氏は、FC今治のオーナーに就任してから、国の代表監督も務めることが出来るS級ライセンスを返却しています。

 

ここからも「監督には戻らない、経営者としてやっていく」という覚悟が感じられます。

www.nikkansports.com

 

2014年11月にFC今治の運営会社「株式会社今治.夢スポーツ」の株式を取得し、オーナーとなった岡田氏を動かしたのは、長年、募らせていた「日本のサッカーはこのままでいいのか」という想いだったそうです。

 

今後、見据えるもの

 

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オーナー就任5年目にしてJリーグ昇格を果たしたFC今治ですが、岡田氏が目指す姿はまだまだこれからです。

FC今治だけが強くなっていってね、JFL上がって、J3上がって、J2上がってって、それは十分可能性があると思ってるんだけど、それだけじゃつまんないなと。地元の少年団とか、中学校のサッカーも高校のサッカーもみんな一緒になって、ひとつのピラミッドを作ろうと。

http://www.fcimabari.com/special/t_okada/000002.html

 トップのチームだけではなく、地元のチーム全体が強くなれば地域も盛り上がりそうです。

それが日本全国に広がれば、ヨーロッパのように子供も大人も一緒になってサッカーを応援する文化が広がっていきそうですね。

 

まとめ

 

 

指導者としての輝かしい経歴を横に置き、経営者としてサッカーと関わることを選んだ岡田武史

代表を務める「株式会社今治.夢スポーツ」の企業理念は、

『次世代のため、物の豊かさより心の豊かさを大切にする社会創りに貢献する。』

 

サッカーやスポーツを含めて、この企業理念を広めていくために岡田氏の挑戦は続いていきます。

 

来シーズンからJリーグへの参入も決定しているため、Jリーグも更に盛り上がっていくでしょう!

近いうちにJ1リーグに監督からオーナーになった「岡ちゃん」を見られるかもうしれません。

それを楽しみに今後も注目していきたいと思います!