新型コロナウィルスの影響でJリーグの試合が延期に!延期になった試合はいつ行われるのか??
延期試合は現状、94試合
こんにちは!
ゆっきーです。
毎日のニュースは新型コロナウィルスの話題で持ちきりです。
感染者も世界中に広がり、日本でも毎日、新たな感染の報告がされています。
一体、どこまで広がるのかと心配は尽きません。
また、政府からスポーツやコンサートなど多くの人が集まるイベントの延期や中止を求める考えを発表しています。
そして、その流れは先週開幕したばかりのJリーグも例外ではありませんでした。
Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)は、新型コロナウィルスの感染拡大を懸念して、2月26日から3月15日までのJリーグおよびルヴァンカップの延期を発表しました。
その試合数は、リーグ戦が78試合(J1、J2、J3リーグ合わせて)、ルヴァンカップ16試合です。
過去の延期は?
サッカーでは、悪天候の場合でもチェアマンが認めれば試合が開催されます。
雨の中、水浸しになったピッチで試合を行っているところを観たことがあると思います。
ただし、観客や選手などに危険が及ぶと判断された場合は、延期になることがあります。
2019年シーズンには、J2とJ3で合わせて11試合が荒天のため延期されています。
J.LEAGUE HANDBOOK2019には、
第 63 条〔不可抗力による開催不能または中止〕
公式試合が、悪天候、地震等の天災地変または公共交通機関の不通その他いずれのチー
ムの責にも帰すべからざる事由(以下「不可抗力」という)により開催不能または中止と
なった場合には、当該試合の取り扱いについては、次の各号からチェアマンが決定する。
① 90 分間の再試合
② 中止時点からの再開試合
③ 中止時点での試合成立引用元:https://www.jleague.jp/docs/aboutj/regulation/2019/pdf_2019.pdf
と記載があります。
今回は、中止ではなくあくまで延期なので、別日程で通常通り90分間を試合を行うことになります。
また2011年の東日本大震災の際には、J1とJ2合わせて105試合が延期されました。
延期の影響について
今回のJリーグの発表は、中止ではなく延期です。
そのため、残り期間での日程の調整が行われます。その日程についてはまだ公表されていません。
しかし、ただでさえ過密日程になりがちなJリーグの状況に加えて、今年は東京オリンピック・パラリンピックの開催もあるため日程の調整は難しいものになりそうです。
ファンへの影響
今回のJリーグ延期の発表がされたのは2月25日だったのですが、翌日の26日にはルヴァンカップの第2戦が予定されていました。
そのため、特にアウェイチームの観戦を予定をしていた人が影響を受けました。
特に遠方での試合の場合、交通費や前泊による宿泊費など無駄になったという声を多く聞きました。
我らがガンバ大阪も札幌での試合が予定されていたため、延期の発表時にはすでに出発していた人もいたようです。
また、延期された試合は別日程で開催される予定ですが、今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されるため、日程の確保が難しく、平日開催になる予定ということが発表されています。
こうなると、観戦予定だったファンも現地での観戦ができなくなり、チケットが無駄になる可能性もあります。
チームへの影響
Jリーグへ参加しているチームの収入源は、
・広告料
・入場料
・物販売上
の3本柱が基本です。
大企業がスポンサーについていたり、財政的に余裕のあるクラブはまだましですが、試合開催時に収入となる入場料と物販売上が延期期間なくなるのは死活問題です。
Jリーグも財政的な援助の準備があることは公表していますが、どの程度、援助ができるものなのか気になります。
延期期間のクラブの経営悪化は大きな問題だと思います。
まとめ
Jリーグの延期の決定に関しては、世界各国からも動向が注目されています。
ファンの反応も、Jリーグの決定を支持する人、反対する人さまざまです。
しかし、新型コロナウィルスの感染拡大は日々鮮明になっていきます。
個人的にはJリーグの決定を支持して、一刻も早く事態が鎮静化するのを願うばかりです。
試合延期による、ファンやクラブへの影響など課題は山積みですが、予定通り3月18日のリーグ戦から再開できるといいなと思います。
延期になった試合の日程に関しては決まり次第、改めて書こうと思います。