最近の就活生の傾向は転勤嫌い 売り手市場の就職活動で見える学生の変化
春は出会いと別れの季節とよく言われます。
それは学生なら卒業や入学により新しい人と出会ったり、別れたりするからです。
そして社会人にとっても出会いと別れの季節
転勤などにより働く人が変わったりするためです。
特に総合職では転勤は出世をするために必要な条件になりがちで、男性の総合職の人は一度は転勤の経験がある人が多いのではないでしょうか?
わたしも二度ほど転勤を経験しました。
最近の就職活動ではこの転勤が敬遠されがちだといいます。
記事にあるように2019年春に卒業の就活学生に「理想の働き方」についてアンケートをしたところ、「ひとつの場所で働きたい」「どちらかというとひとつの場所で働きたい」と答えた学生が67.6%にも上ったということです。
就活市場が学生有利の売り手市場なため、このようなニーズが顕在化していると思われますが、なぜ最近の学生は転勤を嫌がるのでしょうか?
記事にもあるように「働き方改革」という言葉が頻繁に叫ばれるようになり、残業や休日出勤も悪とされてきています。
そんな社会の変化を学生も感じて、自分の生活は自分で守ろうとしているのかもしれません。
今後はこういった働き方の変化に企業側も合わせていくようになります。
もちろん過度の長時間残業や休日出勤などは健全ではありません。
しかしこれから仕事に就き社会に出る若い人には向上心とやりがいをもって仕事に取り組んでもらいたいものです。